大自然の中での生活を満喫できる場所

奈良県の中には、栄えている場所もあれば自然豊かな田舎もあります。
最近は、ゆとりある田舎暮らしに憧れて奈良県に移住してくる人が増えているようです。
それを踏まえ、以下では奈良県内の自然豊かで住みよい地域をピックアップしていきます。

1つ目は、紀伊半島の中央、吉野山地の中心部に位置する「天川村」です。
昔は秘境と呼ばれていましたが、現在は交通網が発達して大阪や京都、和歌山から車で約2時間~2時間半で行き来できるようになりました。
1時間圏内に大型商業施設やスーパーがあるため、自然の中でも不便過ぎない暮らしを送ることが可能です。
村全体が、人が自然と共生しながら持続可能な暮らしを目指すモデル地域を指す「ユネスコエコパーク」に認定されています。
村の面積の4分の1が吉野熊野国立公園に属していることからも、非常に自然溢れる地域であることが見て取れるでしょう。

2つ目が、奈良県の東南端にある「下北山村」です。
紀伊山地の雄大な自然に抱かれた下北山村は、多雨地域で有名で、豊潤な水が自然と作物を育んでいます。
大自然の中にある村ですが、交通網や通信網はしっかり整備されているため、移動に困ることはないでしょう。
村にはコワーキングスペースも設けられており、リモートワーク勢が多く利用しています。
大自然の中に生きる村の住民は、助け合いを重視しています。
周囲と良好な関係を築けば、近隣の方と気軽に声を掛け合うアットホームな生活を送れるでしょう。