日本の歴史的観光地といえば、ほとんどの人は真っ先に京都をイメージするのではないでしょうか。
その隣に位置する奈良県も、数多くの歴史文化が残るエリアであり、ぜひ注目してほしいスポットです。
ここでは、奈良県に訪れたらぜひ足を運んでほしい歴史的名所を紹介していきたいと思います。
まず、名高い定番スポットとして挙げたいのが、東大寺です。
東大寺は、奈良公園内にある華厳宗の大本山であり、木造建築としては世界最大級の大仏殿があることで有名です。
大仏殿の中には高さ約15メートルもの大仏が鎮座しており、間近で見るとその迫力に圧倒されるはずです。
また、大仏殿内部の柱には、大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴が開いており、そこをくぐることで厄除けになるという言い伝えがあります。
一緒に訪れた人と穴をくぐってみれば、印象的な良い思い出になるでしょう。
そして、推古天皇と聖徳太子が創建したことで有名な法隆寺も奈良県にあります。
境内に入ると、金堂と五重塔が立ち並び、歴史ある侘び寂びの風情を感じられます。
法隆寺は世界最古の木造建築としても知られており、歴史好きにはたまらないでしょう。
なお、法隆寺境内には桜が植えられており、春の時期には美しく花が咲き誇ります。
特に、法隆寺夢殿にあるしだれ桜が有名であり、歴史的建造物と和を象徴する桜が融合した、趣ある景色を味わうことが可能です。
興味がある方は、ぜひ春の季節に法隆寺へ足を運んでみてください。